ボルジョミ

ジョージアの輸出品としても上位にあるミネラルウォーター。ボルジョミという銘柄の炭酸水は、最も歴史が古く、近隣諸国で愛飲されています。ボルジョミは、ジョージアの地名です。

ボルジョミ渓谷は空気も澄んでおり、美しい大自然があります。ミネラルウォーターの源泉や温泉として有名です。19世紀に別荘地として人気が高まり、リゾート地として発展してきました。現在は、五つ星のホテルや民泊、公園や温泉など観光インフラも充実しており、毎年多くの観光客が温泉療法やレジャー目的で訪れています。

ボルジョミのボトリング工場は、ODA案件として作られ、現在はジョージアの産業としても大きく発展しております。

ジョージアは水がきれいな国ですので、是非ワインだけでなく水も楽しんでください。

 

主な観光スポット:

  1. ミネラルウォーター公園 

ミネラル天然水が湧く噴水のあるこの公園は、1850年に作られました。ロープウェイや観覧車などのアトラクションもあります。

  1. ボルジョミ・ハラガウリ国立公園 

手付かずの大自然が残るこの公園の面積は、約85,000ヘクタール。ジョージア国土面積の1%を上回る広さです。フラワーウォッチングやバードウォッチングのみならず、トレッキング、ハイキング、サイクリングなども楽しめます。美しい花も多いため、美しい景色と花や植物を見ながら散策をするフラワーウォッチングもおすすめです。

  1. ボルジョミ→バクリアニ登山鉄道(カッコウ電車) 

ボルジオミ市からバクリアニというスキーリゾートまで、鉄道が、大自然の中、約37km続いています。19世紀に現地の村民が電車の音がカッコウの鳴き声に似ていることから「カッコウ電車」と呼んだことに由来します。ルートの途中でエイフェルが作った橋を通過します。

  1. ロマノフ朝の宮殿 

19世紀末ロシア帝国の皇帝がボルジョミに宮殿を建て、別荘として使っていました。現在はミュージアムとして使われており、ロマノフ朝の家財道具に加え、ナポレオンのテーブルやイランのシャーから送られた家具などが保管されています。

  1. 「フィルザ」 

19世紀に在トビリシイラン領事が建てた別荘は屋根の青緑色が特徴的で「フィルザ(青緑色)」と呼びました。ヨーロッパ、中東、ジョージアの建築スタイルが融合したユニークな建築的傑作です。

 

アクセス: トビリシから車で約2.5 -3時間。バスやミニバスがトビリシのディゴミ駅から運行しています。

宿泊先: ボルジョミ・リカニのスパセンターやボルジョミ・クラウンプラザなどの5つ星ホテルをはじめ、民泊など、様々なタイプの宿泊先があり、選択肢も多くあります。

 

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